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大樹寺

 平成23年3月11日、千年に一度と言われる巨大地震と津波が発生し、日本という国家全体の存亡にかかわる事態となりました。犠牲となられた方の数は万単位になるようです。何万という方々がどのような思いで死を迎えられたのか、最期に何を見て旅立たれたのか、それまで精一杯生きていらっしゃったであろうお一人お一人の人生は一体なんだったのかと思うと胸が痛みます。とても他人事とは思えません。せめて、せめてあちらの世界がこちら以上に素晴らしいものであることを願います。また、むしろそれより苦しい現実が待っている方々も大勢いらっしゃいます。一刻も早く皆様に笑顔が戻る日がくることを祈るばかりです。
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 成道山大樹寺(じょうどうさんだいじゅじ)は、岡崎市にあり、徳川歴代将軍の位牌が安置される徳川家ゆかりのお寺です。街中の少し小高い場所にあります。山門(上左右写真)が大変大きく立派です。二層の三間一戸の八脚門で二層目の屋根を支える組物(三手先)も実に立派です。門の左右にはこれまた立派な山廊もあります。徳川家光の建立です。
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 そして、ここのお目当て多宝塔です(上左右写真)。あまり大きな塔ではありませんが、室町時代創建(1535年)の国重文です。左上の写真のように周りに囲いがあり、その中までは入れませんが、葵のご紋が燦然と輝いております。色褪せた木の感じがとてもいい感じを出しています。手前に映っているのは桜の枝だと思われます。春先にはきっといい画になるんでしょうねえ。
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 左上の写真は本堂です。写真で見るとあまり大きく見えませんが、結構大きく中も広いです。徳川将軍家ゆかりの物が並べられています。また、有料で奥の部屋を参観できます。おそらく障壁画などが観られるのだと思います。右上の写真は総門です。実は一番上の山門の前(南方)には小学校があります。その名も大樹寺小学校。小学校の運動場を横切った先にこの総門があります。何とこれが小学校の南門です。さらにさらにこの総門から覗くとはるか彼方に見えるのは岡崎城の天守閣!つまり、大樹寺の本堂、山門、総門、岡崎城天守が一直線上に並んでいるのです。これをビスタラインと呼び、この間には背の高い建物は建てられないように決まっているのだそうです。右上の総門のすぐ手前の地面は運動場の地面です。すごい。
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 誰でも思いつくと思いますが、ここまで知るとどうしても岡崎城に行ってみたくなろうっていうもんです。そして、逆に見てみたいと思うもんです、これが。で、当然左上のように岡崎城(岡崎公園)へ。でもって天守の最上層まで登って写真を撮るわな。アップした写真では若干見にくいのですが、ちょうど写真の中央に先ほど透かして見た総門があり、そのすぐ上に最初に紹介した山門がはっきり写っています。ちなみに、250mmで撮ってトリミングしてあります。本堂は山門に隠れて見えません。実はこの写真のすぐ手前に大きな市立図書館があるのですが、やはり景観を壊さないために低層の建物にしたのだそうです。多くの人がこういうルートを辿るのだろうなあ。
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尾張国分寺

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 愛知県稲沢市には、多宝塔や仏像など結構な数の国の重文が存在します。すでにアップしている性海寺の多宝塔もその一つです。そしてこの国分寺には、なんと5体もの国重文の仏像が安置されています。すべて右上の収蔵庫に安置されています。まったく飛び込みで訪問し、人気は全くなかったのですが、だめもとで呼び鈴を鳴らすと若い奥様が出てきて、お昼時だというのに収蔵庫を開けてくださいました。
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 おまけに写真も撮らせていただけました。左上がずらりと5体並ぶ国重文の仏像群です。右上がもっとも立派で美しく中央に鎮座されます、木造釈迦如来坐像です。たいそう立派な蓮座に乗り、きらびやかな宝冠と素晴らしく凝った造りの光背を背にして少年のような表情を湛える美しい像です。鎌倉時代の作です。残っている金箔から往時の輝き、ありがたさをうかがい知ることができます。
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 その釈迦如来坐像の右側に安置されているのが左上、これまた釈迦如来坐像です。鎌倉時代作で、先の釈迦如来像より若干小ぶりながら、優しく穏やかなお顔、そして精緻な透かし彫りの意匠が凝らされた宝冠を頂く、大変ありがたい仏様です。
 右上は伝覚山和尚坐像です。像高84cmとこれも小ぶりながら、その写実的な造形からくる圧倒的な存在感は半端なものではありません。口をへの字に歪め、「困った奴よのう」と見ている者を叱咤してくれているようです。
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 そして最後は、この5体の国重要文化財勢ぞろいの右端と左端を務める、伝熱田神宮大宮司夫妻坐像です。これも鎌倉時代の作で、左上の写真が左端におられる婦人像で、右が右端にある夫像です。どちらも厨子に安置され、像高60cmとこれまた小ぶりながら、大変写実的で細かい造形がなされています。
 結局このお寺はどれが伽藍でどれが本堂なのかよくわかりませんでしたが(汗)、この収蔵庫はお宝満載でした。

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滝山寺

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 ずいぶんサボってしまいました。このままだとアップすべきものがどんどんたまっていく一方なので、ふっかーつ!実は、もっと早くアップしなければならないものがすでに一杯あるのですが、最も近々に行った所を早く上げたいというのが人情ということで、つい最近訪れた岡崎市滝山寺です。
2009年は阿修羅の年でしたが、2010年はズバリ、運慶の年でしょう。つい最近もNHKでたて続けに番組が放送されました。姜尚中さんの番組を観ていて、運慶作の像が三体も岡崎市の滝山寺というお寺にあるということでびっくり。そんな近場に運慶の像が!ということで早速行ってきた次第であります。
 滝山寺は調べてみると鬼祭りというお祭りで有名なお寺です。今年は、2月20日に行われました。一瞬、どうせならそれに合わせて訪問しようかとも思ったのですが、なにせ人ごみがあまり好きではありませんので、これは避けて1週間ずらして行ってみました。1週間前にそんな大きな祭りがあったとは思えない、さびしい~佇まいでした。
 滝山寺本堂そのものは、庇のアールがとても美しい風格のある建物です。また、この本堂から結構離れた場所に(車で数分移動)、右上写真の真っ赤な三門があります。本堂も三門も室町前期の建立で重要文化財です。
 takisanji01.jpg そして、本堂からほんの少し坂を下った場所にお目当ての宝物殿があります。ここに運慶作の聖観音立像、帝釈天立像、梵天立像があります。真ん中の聖観音立像は、彩色されて運慶作にしては一見のっぺりした平安仏のように見えますが、よくよく見ると衣の質感、ぽっこりお腹、うすいくちびるなど写実的です。また、光背のそれはそれは立派なこと。この像が源頼朝の菩提を弔うために作られて、頼朝と等身大で、像の中に頼朝の歯と髷が入っているという寺伝であるということです。そして、レントゲン写真により本当に内部にそれっぽいものがあることが確認されたという像です。
 向って左にある帝釈天立像は、これがたぶん一番運慶らしい作品です。写実的な表情、躍動感のあるポーズ、全体のバランスはまったく隙のない、まさに運慶の真骨頂と言えます。ただし、極彩色と金泥のような顔が若干の違和感を醸し出しています。向って右にあるのが梵天立像です。これも彩色されており、正面、左右面の上に一面の合計4面、4臂の像です。これは、運慶と息子の湛慶との共作です。
 この他にもこの宝物殿には、木造菩薩面や木造慈恵大師坐像など見るべき物がたくさんあります。徳川家康の絵は私たちになじみの深い、徳川家康の肖像です。さらに藤原時代の十一面観音像があり、これはすらっとした体躯に端正な顔立ちの美しい像です。
 私が訪れた時は他に参観者もいなくて、ご住職の奥様でしょうか、女性の方が寺伝や頼朝との関わりなどを説明してくださいました。やはり、最近はテレビで紹介されるので訪問者は増えたそうです。
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 本堂の境内には徳川綱吉寄進の鐘楼があります(左上写真)。また、本堂の裏手の山を少し進むと右上のような水体薬師如来霊水という場所があり、水を汲むことができるようになっています。岐阜からは近いと思って行ったのですが、高速をフルに使って1時間半ぐらいかかりました。また、ここには岡崎東照宮というものが同じ境内にありますが、それはまた別項で!

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大塚山性海寺

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 大塚山性海寺(おおつかさんしょうかいじ)は、愛知県稲沢市にあります。アジサイ寺として有名です。アジサイ寺と別名のつく寺はたくさんあります。アジサイの季節にはさぞかし賑わうのでしょうが、私が訪れた時はたった一人の参拝者に出会っただけでした。右上の本堂は鎌倉時代の創建で、入母屋造、唐破風つきで国重要文化財です。
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 そしてここのお目当ては、多宝塔です。室町時代の作で国重文です。この多宝塔は赤いです。銅板葺、高さ13メートルはあまり高くはありませんが、上層の組物(四手先)など、大変細かな意匠が凝らされています。
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 相輪も立派です(左上写真)。本堂のすぐ裏手には大塚古墳という築山のような古墳があり、そこに登ると右上のような光景が拝めます。
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 また、名古屋圏らしく、本堂の屋根には立派な(?)シャチほこが乗っかっています(左上写真)。伽藍を中心にしてそのまわりの敷地も綺麗に整備され、歴史公園となっています。ここに大量のアジサイが植えられ、アジサイ寺の謂れとなっています。

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