FC2ブログ

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

カテゴリー:スポンサー広告 ★ comments(-) ★ trackbacks(-) ★ TOP↑

≫ EDIT

當麻寺(当麻寺) その2

taimadera68.jpgtaimadera13.jpg
 奈良県葛城市の當麻寺(当麻寺)の第2回です。左上が、本堂(曼荼羅堂)の向かって右にある講堂です。寄棟造の瓦葺でシンプルで奈良時代らしい安定感のある建物です。平氏による南都焼き討ちで焼失し、鎌倉時代に元のように再建された重文です。堂内にはまず中央に重文の阿弥陀如来坐像がいらっしゃいます。大きく立派で藤原時代らしい定朝様の阿弥陀如来です。定印を結ぶ優雅で穏やかな仏様です。放射状の光を放つ光背も特徴的です。阿弥陀様を囲むように、多聞天(藤原時代)、阿弥陀如来(藤原時代、重文)、千手観音(鎌倉時代、重文)、地蔵菩薩(藤原時代、重文)がいらっしゃいます。さらにその右側に不動明王(藤原時代)、妙幢菩薩(弘仁時代、重文)が安置され、お宝の山です。大きさや意匠、時代もバラバラで統一性はありませんが、どの像も大変すばらしい像です。一箇所に集めて印象が薄くなるのがもったいないくらいです。
 右上の写真は金堂です。入母屋造瓦葺で、このお堂も講堂と同様平安時代末期の南都焼き討ちの後、鎌倉時代に再建されたものです。重文です。入母屋の庇が大変美しい。この中にはこれまたハイライトになる仏像がたくさんあります。まず、このお堂の本尊弥勒仏坐像。高さ2.2mの塑像で粘土の上に布と漆を張り、その上に金箔を張ったもので、金がよく残っています。塑像の仕上げとしてはめずらしい作り方のようです。白鳳時代の作で国宝です。白鳳時代ということは寺の創建当時のものということになります。まあ、よくもこのように原形をとどめて残っていたというものです。施無畏印、与願印の堂々たるポーズ。螺髪はかなり欠落していますが、全体の意匠や納衣の感じからして、また弥勒菩薩と呼ばずに弥勒仏と呼ぶところからしても如来といった方がよいと思います。そしてその弥勒仏を四方から守護しているのが四天王立像。これまたワンアンドオンリーの存在感です。多聞天を除く3体が白鳳時代の脱活乾漆像で重文です。なぜ白鳳時代のこのような立派な像が国宝でないのかはよくわかりません。この3体が唯一無二の存在である理由はその容貌です。顔が西アジア的で、髭をたくわえているのです。これが実にかっこいいんです。まったくアニメのキャラクターのフィギュアみたいです(たとえがよくないか)。これだけでも訪れる価値はあります。多聞天だけは鎌倉時代の作でこれも重文なんですが、残念ながら髭はありません。
taimadera43.jpgtaimadera14.jpg
 左上の写真は手前が金堂で奥が講堂です。右上の写真は金堂を正面から見たところで、金堂の前にある小さな屋根のついた石灯籠は日本最古白鳳時代の石灯籠で重文になっています。
関連記事
スポンサーサイト

カテゴリー:奈良comments:0trackbacks:0TOP↑















非公開コメント

http://nexuskt.blog71.fc2.com/tb.php/119-8599eb00

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。