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広隆寺

2011年7月全面的に書き換えました。
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 京都太秦にある広隆寺。広い敷地を持っている割には街中にひっそり建っている感じがします。聖徳太子ゆかりのでもあります。創建は古く、秦河勝(はたのかわかつ)が聖徳太子の意を受けて建立したというのですから、600年あたりにまで遡るわけです。
 左上の写真は仁王門で太秦駅の前に建っています。右上は霊宝殿です。ここにお宝が満載です。
 広隆寺といえばそれはもう弥勒半跏思惟像と言っていいぐらいです。なんてったって国宝第1号です。つまり、初めて国の宝だと認識されたものであるということです。斑鳩中宮弥勒菩薩と大きさもポーズもよく似ていますが、あちらはミッキー頭で、こちらは少年ジャンプのキャラクターのような宝冠です(違うか)。私の大好きな光瀬龍・萩尾望都の「百億の昼と千億の夜」に登場する弥勒も間違いなく広隆寺弥勒菩薩です。大学生があまりの美しさに指に頬ずりしようとして指を折ってしまったという逸話があるためか、異様に奥まった場所に展示されています。なぜにこれほどまでに遠くかつ暗くしなければならないのかとさえ思えます。どちらかというと小さな仏像ですが、このお方が56億7千万年後に末法の世を救う救世主なのです。「なぜそれほど長きにわたって待たなくてはならぬのだ」という阿修羅の叫びが聞こえてきそうですが、涼しいお顔で人の世の流れを見守っておられれます。弥勒菩薩は全部で3体並んで展示されており、この有名な弥勒の他にもう一体の弥勒菩薩が国宝です。
 以前来た時は弥勒菩薩以外にはあまり興味がなく印象も薄かったのですが、他にも素晴らしいお宝があります。まず、国宝不空絹索観音です。木造の天平仏です。大きい!美しい!ありがたい!の三拍子。迫力の3メートル越え。そのお顔のなんと平穏なること!破綻の隙もない六臂、両手に持つ錫杖の威厳と重厚感。説明には、「贅肉はないが、弾力性を感じさせる」とありますが、まさにその通り!うまい!
 続いて千手観音です。こちらも260㎝の大迫力。とにかく大きく見えます。木造で藤原時代。千手観音ですのでふつうは左右に21本ずつの手があるはずですが、かなり破損していて、右6本、左7本のみ残しています。その辺が重文どまりの理由ではないでしょうか。お顔はおだやかで汚れなき子どものようです。
 さらに巨大仏像三連発のトリを飾るのは、国宝木造十一面千手観音立像です。平安時代作。典型的な千手観音で左右合わせて42本の手があります。不空絹索観音同様、左右に錫杖を持っています。一つ一つ見ると実にバラエティに富んで面白い持物、ふくよかなお顔に小さな口の大変ありがたい仏像です。
 ちょうど弥勒菩薩のシリーズ物とこの巨大仏像シリーズが対面している形になっており、その他の二辺も巧みにシリーズ物で配列され、憎い演出となっております。
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 続いて、上の写真はどちらも本堂である上宮王院太子殿です。1730年の再建です。名前の通り、聖徳太子の遺徳を讃えるための建物です。謂われはよくわかりませんが、右上の写真のように看板のようなものがたくさん掲げられています。
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 続いては左上の講堂です。この建物は1165年に再建された、京洛最古の建物で重文です。正面の扉の格子みたいた隙間からのぞくと、そこには国宝阿弥陀如来坐像が安置されています。扉にくっついて見ないと見えないぐらいですので、あまり見ている人もいません。平安初期の作で、坐像で270㎝ですので立派な丈六仏であり、大仏と呼んでいいと思います。堂々たる姿です。説法印の印相を結んでおられます。さらに、左に虚空像菩薩(平安初期230㎝、重文)と右に地蔵菩薩(平安初期182㎝、重文)を従えて、この三体でも十分鑑賞と参拝の対象になります。あまりにひっそりとしていて、前回来たときは急いでいたこともあったのですが、全くスルーでした。お恥ずかしい限り。右上は、一番最初にある仁王門にいらっしゃる阿形さんです。
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