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石馬寺

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 石馬寺(いしばじ)は、滋賀県東近江市五個荘という所にあります。この辺りはいわゆる近江商人の地であります。別名馬の寺とも呼ばれています。繖山(きぬがさやま)という山の麓にあります。聖徳太子に大層所縁のある寺で、草創は594年(聖徳太子が摂政になったのが593年!)にまでさかのぼります。その所縁については後程。寺までは、少し登らなければなりません。左上のような階段です。まあ、しんどいというほどではありません。寺の敷地には、基本的に本堂、収蔵庫(大佛宝殿といいます)、鐘楼、庫裡などがあるだけの小さなお寺です。右上が大佛宝殿という収蔵庫です。冬場の平日に訪れましたので収蔵庫は閉まっていたようですが、電話で拝観ができることを確認していきましたので、到着すると若いお坊さんが快く開けていただけました。
 そして、この収蔵庫(大佛宝殿)が正にお宝の宝庫(ん?日本語おかしいぞ)なのです。なんと収蔵されている11体の仏像がすべて重文です。まず、入り口を入ると正面にど~んと鎮座ましますのは、丈六の阿弥陀如来坐像。大きく立派で抜群の安定感。いわゆる定朝様の“どっこい阿弥陀様タイプ”の仏像です。正面から見ても横から見ても堂々たる迫力、それでいて子どものような穏やかな表情。二重光背も一層威厳を醸し出すのに一役買っています。印相は典型的な上品上印ですが、親指と人差し指の間に大きな水かき(縵綱相)があります。立派な台座(裳かけ座)に鎮座おわしますが、仏像そのものとはつながっておらず、乗っかっているだけのようです。
 そして、この阿弥陀様を中心にして左右に十一面観音がいらっしゃいます。どちらもよく似ていますが、微妙に表情が違います。しかしどちらもまるで人のような、親しみのある端正なお顔をしていらっしゃいます。向かって左の方が少しだけ優しい表情です。綺麗な緑色の円光背を持っています。
 そして、その左右にはそれぞれ二体ずつ四天王がいらっしゃいます。吊り上った目や甲冑及び火焔の感じから、四体とも統一性のある意匠で、おそらくセットなのだと思いますが、それぞれ内側の天が小さく、外側が大きくなっています。どれが何天なのかは表示がなく(それぞれ二天像と書かれています)、よくわかりませんでした。踏みつけられている邪鬼がうれしそうでかわいらしい所が個人的には好きです。
 さて、そのメインステージに対面するように六面六臂六足の大威徳明王が牛にまたがっています。すごい迫力で迫ってきます。乗っかられている牛もまさに牛(なんじゃそりゃ)。そして、もう一方のコーナーには、役行者の坐像が岩のお堂のジオラマの中にいらっしゃいます。すばらしい写実性です。まさにそこに修行僧がいる感じです。そして、その左右に前鬼、後鬼という鬼が役行者に付き従う家来のように控えています。
 と、この収蔵庫に安置されている11体の仏像がすべて重文という文字通り大佛宝殿です。お寺の方も扉を開けてくださった後は、もう好きなだけ見させてくださいます。ありがたいことです。
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 さて、収蔵庫の隣には左上の本堂があります。小さなお堂で、土間が多くの面積を占めています。聖徳太子が馬をつないだという駒つなぎの松や、聖徳上宮太子像(見にくいですが、右上写真)など聖徳太子所縁のものがあります。また、臨済宗妙心寺派のお寺であることがわかります。
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 左上の写真はちょうど大佛宝殿と庫裡の間にある庭園です。小さなスペースなのですが、よく見ると格好の良い枯山水になっています。手前の雪がまたいい風情を出しています。
 お寺を出ると、二つの鳥居があります。その一つが右上の鳥居です。雨宮龍神社と書いてあります。鳥居があり、登りの階段があります。本殿等の建物は一切見えません。取りあえず少し登れば社殿があるだろうと思って登り始めました。これが間違いのもとでした。
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 まあ、登れども登れども建物らしいものは一切見えてきません。階段は上へ上へと続いていきます(写真左上)。もう止めようもう止めようと思いながら息は切れ、休み休みになり、熊が出てきたらどうしようようとか、猟師に撃たれたらどうしようとか考えながらおそらく1時間ぐらいかけてかなり高いとこまで登って山の尾根に出て、やっとたどりついたお社が右上です。かなり高い位置にあります。何という特徴はありませんが、たどり着いた達成感は半端ないです。で、下りがまたこれが大変で、けっこう雪が残っているので下りの石階段は滑る滑る。石馬寺に行ってもこの階段は登ってはいけません!
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 再び石馬寺の所まで戻ってくるともう一つの鳥居があり、これは最初から社殿が見えている六所神社という極めてまっとうな神社です(写真左右上)。
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 参道の入り口付近に左上のような石碑とその背後に小さな池があり、聖徳太子霊験の池という札が立っています。そう、これが石馬寺の由緒を物語る重要なスポットなのです。聖徳太子がこの辺りを訪れた際、馬が止まったので近くの松に馬をつなぎ山を登って帰ってきたら馬が池に沈んでしかも石と化していたという、その池なのです。そして、右上の写真の池の中に横たわっているのがその馬なのです!なんという意味不明な霊験(失礼)。そして、その時馬をつないでいた松の木の一部(枯れた株のようなもの)が本堂に安置されていたのでした。相当話を端折りましたがだいたいそんなとこです。
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