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金峯山寺

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 金峯山寺(きんぷせんじ)は、奈良県の南部、吉野山という山にあります(写真左上)。このあたりはその景観により2004年世界遺産に指定されています。
 そもそもの起こりは、役行者(えんのぎょうじゃ)が白鳳年間にこのあたりで修行をし、吉野山と大峯山にそれぞれ蔵王堂を建立したことです。険しい自然の中で悟りを得るべく、修験者が修行に励む場所として吉野山信仰は発達したのでした。そして、役行者が桜の木に蔵王権現の彫刻をしたことから桜がご神木となり献上され、日本一の桜の名所となりました。
 金峯山寺は明日香村よりもまだかなり南にあり、私の住む岐阜から日帰りで行くには相当遠いのでこれまで訪れたことはありませんでした。現在国宝仁王門の修復のための勧進として、秘仏である本尊を春と秋に公開しています。今回の春の公開が2012年6月7日までということで、ぎりぎりの6月5日に訪れたのでした(フライヤー拡大なし)。
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 名阪国道で行ったのですが、東名阪自動車道はリフレッシュ工事、下道に入ったら四日市の辺りで渋滞、おまけに雨も今にも降りそうな天気になり、なんだかんだで5時間ぐらいかかりました。さらにさらに駐車場がどこにあるのかもわからず右往左往し、やっと駐車場にたどり着いたときにはすでに憔悴しきっていたのでした。駐車場から左上の仁王門までがこれが結構な距離があります。おそらく20分近く歩いてやっと仁王門にたどり着きます。この仁王門が国宝です。城郭のような石垣の上に建っています。建立年代ははっきりしませんが、1300年代~1400年代に建てられたもののようです。重層入母屋造本瓦葺の堂々たる建物です。間口は三間で二体の金剛力士がいます(右上は向かって右側にある阿形像)。室町時代の作で素晴らしい造形です。どちらも像高5.1mという巨大な像です。そう、したがってこの門自体がとても大きいのです(高さ20.3m)。
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 そして、境内に進むと上の写真の蔵王堂があります(右左とも)。この堂も巨大です。高さ34m、四方36m、重層入母屋檜皮葺で安土桃山時代に建立された国宝です。写真では今ひとつわかりませんが、木造建築としては東大寺大仏殿に次ぐ大きい建物です。
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 お堂の入り口には左上の大きな提灯があります。何事も大きな造りになっています。柱も大変立派で、吉野でとれる様々な木が柱として使われています。秘仏蔵王権現の特別公開は特別拝観料がチョイ高の1000円となっています。しかし、右上の写真のように、お守りの札とナイロン製の名入りのシューズバッグがもらえます。このバッグはエコバッグとしても使えるもので、何だか得した気分になります。
 そしていよいよお目当ての蔵王権現三像。内陣そのものが巨大な厨子になっており、そこに三体の蔵王権現立像が並びます。三体とも安土桃山時代に作られた重要文化財です。想像通りのデカさ(中尊は7m越え!)、想像通りの青さ。まさにJR東海のキャッチコピー、「青が、荒ぶる」そのままです。中の行列に並ぶと、像のすぐ前に行ってゆっくりと記帳ができます。蔵王権現は三体とも不動明王のように憤怒の表情で衆生を見つめているのですが、なぜか怖くはなく優しく見守っていただけるような安心感があります。また、意匠もその片足の上げ方といい、ド派手な首飾りやおしゃれな腕釧といった装飾品といい、きれいに残っている青、金、赤の彩色といい、ちっとも古い感じはしません。秘仏として大切に保管されているからでしょうか。しかし、青い肌に金色の髪の毛、眉毛も金色という意匠はよく思いつくものだと感心します。それぞれが過去、現在、未来を司り、それぞれ目を光らせて悪を見はっておられます。はるばるやってきたかいがあるってもんです。
 もう一つ堂内には素晴らしいお宝があります。内陣の脇にある蔵王権現立像です。こちらは彩色が一切なく、木地むき出しの松の寄木造の像です。これも高さ4.59mと堂々たる巨像です。鎌倉時代の作で、重要文化財です。こちらも憤怒の形相なのですが、どこかユーモラスというか愛嬌があると感じるのは私だけではないと思います。全体のポージングや顔が異様に大きいことも影響しているのかもしれません。ちなみに蔵王権現はインドに起源を持たない、日本独自の信仰対象なのだそうです。
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| | 2012/06/17 22:50 | |















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