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宝菩提院願徳寺

 宝菩提院願徳寺(ほうぼだいいん がんとくじ)は、京都市西京区の山手にあり、「地図に載らない小さなお寺」を売り物にする寺院です。創建は白鳳時代679年に持統天皇の発願によるものです。
 嵐山からさらにさらに西に向かい、これより西はもう山しかないという、一般的に考える京都のイメージとはかけ離れた、それはそれは辺鄙な所にあります。近隣にはさして有名な観光地もなく、だいたい普通京都に行こうと思う人が嵐山より西に行こうとは思いません。ですから、2013年のゴールデンウィークに訪れたにもかかわらず、参拝客はほとんどありません。
hobodaiin1.jpghobodaiin2.jpg
 数台が停められる駐車場に余裕で駐車し、左上の写真のような階段を登るとお寺の門に着きます。門は開いているわけではなく、インターホンで拝観したい旨を告げます。すると、ご住職(だと思う)が「仏像の拝観だけしかありませんよ。それでもいいですか。」とおっしゃいます。望むところです。仏像の拝観のためだけにはるばるやってきたのです。
hobodaiin3.jpghobodaiin4.jpg
 ご住職の案内で、本堂(収蔵庫)に入ります。左上の写真がそれです。いかにも収蔵庫といったコンクリートの建物です。ご住職が鍵を開けて、一緒に入ってくださり説明をしてくださいます。真ん中に厨子があり、その両脇にいくつか仏像が並んでいます。しかし、もう入った瞬間その厨子の中の仏像に目は釘付けです。国宝如意輪観音半跏像です。貞観時代(平安前期)の作で像高88.2㎝と決して大きくはありません。しかし、その美しさたるや、日本一と言っても過言ではありません。しかし、どうもこの本尊にライトがうまく当たっていなくてよく見えません。何かあるな、と思っていると、住職が「明かりを消します」とおっしゃって部屋が真っ暗に。次の瞬間、中央の如意輪観音半跏像がライトに映し出されるというなんとまあ憎い演出!そのあとはじっくり拝見することができます。全体のバランスが人間と同じなので全く違和感がない美しいポーズ。下半身を覆う裳の見事な立体感。美しい指先。そして、一点の曇りもない、完璧な美を具現するお顔と表情。あまりに完璧すぎて見ている下界の者はただただひれ伏すばかりです。もちろん、双眼鏡で隅々まで観察させていただきました。残念ながら前からしか見られませんが、そばに掲示してある写真をみると後姿のまあなんとセクシーなこと。条帛が背中でクロスして、まるでセレブのカクテルドレスのようなことになっております。思わず一枚200円もする絵葉書を買ってしまいました。
 このご本尊以外にも、美しい放射光背をもつ藤原時代の薬師瑠璃光如来(重文)や鎌倉時代の聖徳太子二歳像、青不動明王の掛軸などがあります。本当にこれだけのお寺なのですが、はるばる見に行く価値は十分あります。私自身最近雑誌で知って絶対見たいと思ってやってきたのですが、今後ブレイクの予感がします。
 お寺の前で翻って眼下を見渡すと、右上の写真のように結構高い場所にあることがわかります。
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