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海龍王寺

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 法華寺から歩いて5分ぐらいの場所にある海龍王寺。なんてったって海龍王寺(かいりゅうおうじ)、名前がかっこいいです、「怪獣王子」みたいで(笑)。割と狭い住宅街に溶け込んでいます。もともと光明皇后が731年に創建したということで、法華寺とも大変縁の深い場所です。左上の表門(十六世紀)をくぐると、土塀に囲まれ、外界と隔絶した参道(右上)があり、街中にあるにもかかわらず、一瞬にして独自の世界に導かれます。
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 それほど広い敷地ではありませんし、主な建物も本堂(左上)、西金堂(右上)、経蔵ぐらいのものです。参拝者も少なく、とても落ち着く空間です。本堂は17世紀の建物で、入母屋の角度が鋭角的でシャープです。中には、十一面観音を中心として、愛染明王、不動明王、毘沙門天、文殊菩薩像などが並びます。十一面観音は、鎌倉時代作の国重文で1m足らずの立像ですが、左手の水瓶を比較的高く掲げ、全体のプロポーション、腰のくねらせ方が実に美しいです。体全体に塗られた金泥と、実に精緻な造りの装身具がラグジュアリーな雰囲気を醸し出しています。文殊菩薩像は鎌倉時代作で、運慶作という伝えです。国重文で、さすがに美しい。同じく鎌倉時代の毘沙門天も大きくて立派です。
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 西金堂は建物そのものも国重文ですが、この中になんと国宝の五重小塔が収まります。高さ約4m、天平時代作という奇跡の工芸品です。天平時代の五重塔はこれ一基のみということです。高さ4mと言えど、その造り、組物などは完璧な造作です。すぐそばで写真が撮れます(多分)。
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 上層部にいくにしたがって徐々に細くなっていく塔身は、明らかに実際に数十mになる塔とまったく同じように設計されています。右上は国重文の経蔵です。高床の建物です。残念ながら中は見られません。
 ここ海龍王寺は、鳥の声だけが聞こえる、穴場的スポットです。
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