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室生寺

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 女人高野として名高い室生寺。奈良県宇陀市のそれはそれは険しい山の中にあります。密教系の道場寺院らしいロケーションと言えます。しかし、自動車で行くと大してぐるぐる回ったりすることもなく、楽に行けてしまいます。いい時代です。
 太鼓橋を渡り、右に逸れていくと、左上の朱塗りの仁王門があり、中にはこちらから見て右側には真っ赤な阿形像(右上)、左側には吽形像があります。門自体が大変立派です。
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 鎧坂というそこそこの坂を登ると、その先にあるのが左上の金堂です。平安時代前期の建物で、国宝です。葺の屋根です。そして、この金堂の内陣には、お宝が満載。ふだんは左上のちょうど縁側みたいな所からしか中の仏像群を見ることができないのですが、ちょうど中に入って外陣から見ることができる公開を催していたので(遷都1300年祭の一環)、それに合わせて訪れたのでした。
 中尊の釈迦如来立像(一木造、平安初期、国宝)がその立派な光背とともに一際存在感を放っています。黒々とした地肌の色と、木の風合いむき出しの衣紋の色のコントラストが絶妙です。真っ黒なお顔に金色に輝く大きな白毫が目を引きます。また、漣波式と言われる衣紋のY字が美しいこと。この中尊の向かって右側には、薬師如来と地蔵菩薩、左側には文殊菩薩と国宝の十一面観音立像があります。十一面観音は平安前期の作で、子どものような優しいお顔をされています。5尊像の迫力は素晴らしいです。写真などで紹介されているようにライトアップしたらそりゃ奇麗でしょうが、間近で見られるとは言っても薄暗い中でしか見られません。特に十一面観音の頭上の仏面や彩色が残る顔、細かい意匠の輪宝、典型的な翻波式の裙などをじっくり見るには双眼鏡でないとわかりません。バッグに入れといてよかったと思う瞬間です。
 そして、5尊像の前面にずらりと並ぶのが十二神将です。寺のパンフレットには運慶作と書かれています。どれもそのポーズと表情が個性的です。小島よしおの「ピ~ヤ」みたいなのや、「われもう一回言ってみんかい」とすごんでいるようなのなど見飽きません。
 ちなみに右上の写真は、この内陣の特別公開のチケットを買うとおまけでついてくる十二神将のクリアファイルです。なんとチケットぐらいしか入らないサイズです。
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 そして、金堂から少し奥に行くと左上の本堂の灌頂堂があります。鎌倉時代の建物で、国宝です。屋根は入母屋になっていて、檜皮葺と思われます。はげはげではありますが、うっすらと朱が残っています。中には重文の如意輪観音が安置されています。大変立派な観音様です。
 さらにここから少し階段を上ると、右上の五重塔があります。ぱっと見、土門拳かと思われたと思いますが(嘘です)、撮影したのは私です。誰でも撮れます。庇の裏に白いラインが入っているのが特徴です。奈良時代の作で、もちろん国宝です。平成10年に台風で大打撃を受け、大規模な補修を受けました。屋外の五重塔としては日本最小というなんだかありがたいんだかありがたくないんだかの称号を誇ります。大変整った形で、小さくギュッと凝縮された美しい塔です。
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 五重塔を過ぎると後は階段を登って奥の院までの道のりです。私は室生寺の奥の院までは階段700段ということが頭にこびりついていて、奥の院まではさぞかししんどいだろうなあと思っていました。実際、左上のように果てしなく続く階段が見えるのでした。しかあ~し、700段のちょうど中間ぐらいかなと思うぐらいの所で右上の懸造の建物があり、その前にはもう奥の院があるではありませんか。
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 左上が奥の院、御影堂です。鎌倉時代作の重文です。瓦葺のように見えますが、厚板段葺というめずらしい屋根です。実は、五重塔までにすでに三百何十段階段を登ってきていたのです。だから五重塔から奥の院までは三百何十段だったのです。一挙に700段はきついけど、刻んでいくと結構イケるという実に人生の教訓のような道のりでした。そして、山から下りてくると右上のように五重塔を背後のちょっと高い位置からみることができて、これもまた一興です。
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 この他には、左上の弥勒堂が本堂の脇に建っています。鎌倉時代の重文です。中には国宝の釈迦如来坐像が安置されているとのことですが、それは見ることができませんでした。右上は、金堂の脇にある軍茶利明王の石仏です。これも見逃せない仏様です。
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