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聖林寺

shorinji1.jpg shorinji3.jpg
 聖林寺(しょうりんじ)は桜井市にあり、長谷寺からは20分ぐらいで行けます。また、談山神社からも近い場所にあります。談山神社はこれまで何度か来たことがあったのですが、時間が合わず聖林寺は今回(2010年8月)が初めてです。とても来たかった場所です。
 ここには国宝がありますので、さぞかし立派な敷地にあるのだろうと思っていましたが、そんなことはなく大変辺鄙な場所にあります。道を間違えると車でやっと通れる道を進むことになります。観光バスなどはどうやってくるのだろうと思ってしまいます。
 お寺そのものも、上の写真のように門があり、その向こうに本堂があるシンプルで小さなお寺です。
shorinji4.jpg
 訪れたときは他の参拝客もほとんどおらず、受付の方もいらっしゃいませんでした。「すみませ~ん」と何度も叫んでやっと出てきてくださいました。
 本堂に入ると左の本尊子安延命地蔵菩薩があります。元禄時代作の丈六の石仏です。でかいです。顔が。愛嬌のある可愛らしいというか、怖いというか、そんなお顔をしていらっしゃいます。
 そして、本堂から少し高い場所に回廊が延びていてそれを上っていくと白いコンクリート造りの収蔵庫(観音堂)があります。
shorinji5.jpg shorinji6.jpg
 収蔵庫は開け放たれており、中には国宝十一面観音菩薩がいらっしゃいます。これを一目見たかったのです。760年作、木心乾漆像。日本を代表する十一面観音です。もちろん、堂内は撮影禁止です。写真はお堂の外から望遠で撮影したものです。中に入るとこの稀代の美しい仏像を間近でみることができます。また、横からも見ることができ、なめるように見てしまいます。色んな写真で見る限り、ふっくらとして、金箔の剥げ具合もあってなんか無愛想でブスっとしているように見えますが、そんなことはありません。実際は長身で(209cm)、すらっとしています。胸から下の引き締まった部分と腕の間の空間や、下半身とゆったり弧を描く天衣の間の空間などによりボリューム感を醸し出しています。お顔も大変おだやかで、静かに温かく衆生を見守っていらっしゃいます。指先のなまめかしい角度などを見てもここまで完全に残っていることに驚きを禁じ得ません。また、これを世に知らしめたフェノロサの功績は大きいと言えます。
 これだけのお宝がありながら実にのんびりとした空気が流れるお寺です。夏場は蚊にご用心。
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